| VWのなかでも、2番目に製造されたモデル・タイプ2にはVW社が正式にオーダーした特装車といわれるモデルが存在する。それがSOで表記されているコードネーム。そのコードネームSO32はキャンパーをあらわしている。その由緒正しきキャンパーを紹介しよう。 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
VOLKAWAGEN TYPE2 WESTFALIA CAMPER
●Photo/K.WADA和田清志
Owner/TOA INTERNATIONAL 045-501-0797
http://www.toajp.com/
ここに紹介するウエストファリアは、横浜のVWショップ『トーアインターナショナル』が輸入したキャンパーである。どうしてこのクルマをわざわざ入れたかと理由は明確である。ボディのシーリングワックスレッドとシーガルグレーのオリジナルペイントは、ノンレストアで艶こそないが非常にいいコンディションだからである。しかもこのクルマは当時のフォルクスワーゲン社が正規オーダーで造らせた特装車で、SO34という由緒正しいキャンパーなのである。
このクルマが大事に保管されていたのはVWが生まれたドイツ本国ではなく、海を渡ったアメリカのコロラド州。あきらかにフルレストアされたピカピカな固体と比べるとプロポーションでは劣ってしまうがやや日焼けしているボディカラーを見ているだけで、クルマの歴史や素顔が分かるようなそんな貴重なクルマなのである。
走行距離はわずか8万8000マイル、消耗パーツのゴム類なども傷みが少ないため非常に乗り心地のいい状態でもある。シートはすでにアメリカで張り替え済みで、ドアのインナーパネルに張られているウッドは同じ素材をアメリカから輸入して張り替えられた。
足まわり、エンジンなどは『トーアインターナショナル』でオーバーホールされ、走行するには支障がないコンディションに仕上げられたキャンパーである。 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
  |
 |
 |
 |
 |
 |
| オリジナルのステアリングやスイッチ類が残されているインテリアだが、シートは張り替えられている。フロントシートのレバーを倒すことでシートアレンジができるインテリア。SO34のクルマに標準についているポップアップは、バーを固定することで開き具合の変更ができる。ポップアップを開けることで非常に開放感のある室内になる。ちなみにエンジンは’61年オリジナルの1200ccの6V。 |
|
|